あっちはひたすら長くなってしまったので…それだけ中身が濃かったと言うことで。
さてはじめに
「備忘録程度の稚拙な文章でこの感動を著そうとするなど、おこがましい事だと思わんかね?」
私は思います!(なんだこれ
ここにルートを引いたので、行ける方は是非御自分の脚で確かめてみてください。
伝えたい事は以上ですが、
備忘録ブログ(しかし00年代初頭の携帯ブログを思わせる)なので当日の事をつらつらと
シルバーウィーク2日目、
予てよりそのネタ性からいつかは行ってみたい場所に入れていた渋峠・毛無峠に凸してきました。
直前に今まで持ってなかったウインドブレーカーも渋谷モンベルでゲット、準備は万全。
袋とかは無くても折りたためば十二分に小さくなります。ラクチン。
今度はコンパクトリンコウバック欲しいなあ。今のやつデカくて。
ぼんじょーるの
大宮から高崎線、高崎から吾妻線にと乗り継ぎ長野原草津口へ。
高崎のホームで朝ごはん。美味い…
吾妻線の途中で乗り込んできたおばあさんとお話ししたり。足が悪く草津温泉に湯治に行かれるようで。
自分も時間に余裕があれば入りたい…期待に胸を膨らませて駅を下ります。
長野原草津口駅。トイレ、キオスクもあって、輪行するならこの駅スタートが便利かもです。
Suicaで降りられるし。
見事な快晴、もう暑くは無いし、自転車日和。
自転車を組み立て、時刻は9:20。まず草津まで登らなくては行けません。
草津までのルートはここから二通りあるのですが、今回はロマンチック街道ルートで。
距離は長くなりますが登りの平均勾配はもう一つに比べ小さくなります。
そのもう一つのルートは帰りに通りますが、道が新しく広いので下りも多少安心だろうという心算です。
(クロスバイクで一回通ったことがあるということもあります)
では出発。
同じ電車でもうひと方ローディーの方がおりました。
登り始めて間も無く六合地域に。読めない(下の画像見れば分かりますが(^^))
白い壁が映える建物が並ぶ中々ステキな村です。下の写真は道の駅。
こういった風景が好きな方もこちらのルートをとるといいと思います。
自分も結構楽しめました。ブルベもこれくらい楽しめるべきなんだろうなぁ
そこからしばらくすると峠ライクな道に。
山伏峠くらいのきつさはありますが我慢我慢。
我慢を重ねて草津へイン。
…ただここより草津の街のほうが標高高いのでまだ登ります。むしろ草津の街中の坂のほうが勾配きついまである。
少しコンビニ休憩していよいよ峠へ!
スキー場の先、峠入口にはこのような立て看板が。
現在白根山の噴火警戒のため、草津からこの先の道路が午後5時で閉鎖されるのです。
つまり帰れません。
物理的に隔絶されたグンマーに独り、絶望の中取り残され…
というのは実際は長野方面に降りられるので大袈裟なのですが、草津で温泉に入るには!
この封鎖までの時間との戦いとなります。
峠は初めは森の中。紅葉には若干早いですが、一部朱に染まる木々は秋の気配を感じさせます。
程なく森林限界…意外と早く森が終わり、既に大分高いところに来ているんだなと自覚。
そしてのぞく快晴、遠くの山々!
自転車じゃなければこういうところもゆっくり回るんだけどな()
さらに進めば、硫化ガスの匂いと岩肌。
進むごとに様々な変化を見ることができる楽しさと、ガスの危険に対する若干の逸りで憑かれたように足が回ります。
やばい、楽しい✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
一回休憩したら却って足が重くなったwww
やっぱりアドレナリンが出た状態の出力は違いますね。
だいぶいっぱいいっぱいになりながらも足はそれほど鈍らず。白根山に到着です。
当然ながら駐車場etcは閉鎖中。
白根山を過ぎると少し下り、万座方面に下ることが出来る三叉路へ。
万一ゲートが封鎖となった場合はここから万座→須坂と下ることになります。
お金勿体無いし頑張って草津に戻りたい…
ではいよいよ渋峠へ!
…あまりの気持ち良さに写真を撮るのを結構忘れてます。
本当にこの辺りは、登り基調のはずですがとても気持ちいい快走区間。
是非走りに来て体験して欲しい…
気持ち良さの中、ついに件の石碑を発見!やりました!
…ですがやはり人が多く、撮影中にも人や車が続々と集まるのでちゃっちゃと出発〜
ちなみに長野原草津口から此処まで休憩込みで丁度3時間くらいの12:20。
ずっと登りっぱなしですがあまりクタクタ感がない。終始楽しく登れたのは本当にびっくり。
飯時の渋峠ホテルは目と鼻の先。
猫島に行きはしましたが実際は犬派。
モフモフ!
これ2つに折りたためてカードサイズになるのいいですよね。
ローディーでも折りたたんでお財布に入れれば簡単に持ち帰れます。
御朱印帳もこれくらいのサイズになってくれれば()
混雑してたので飯が出るまで25分掛かった…;
さて、三叉路まで戻ってきました。まだもう一つの目的地に行かないと…時間は心配ですが、まだ足は元気だ!
しかし入口から結構…いやかなり下ってるんですけど!
最後は戻ってくるのでこれを登らなきゃいけないのか…本当に大丈夫だろうか。
万座からは登り返し。
(…あれ今通った3人組のローディーて、もしかしてあの方たちかな…(’ω’)!)
なにかはじまります
グンマーはネット住民の築き上げた空想、ロマンをレッテルに書き換えた絵空事でしかないのか。
それを確かめるべく取材班は群馬の奥地へ向かった。
先に向かうにつれ路面は荒れ、空は雲が覆い、目の前に霧が迫る。
まるで外界からその身を隠しているかのようだ。
周囲の色彩が失われるかのような重苦しい雰囲気の中、取材班は奥へと進む。
やがて霧が遠のき、遂に目の前が開けた…!
太陽を覆う厚い雲は切れ、はるか広がる荒涼な風景はまさに別世界。
しかし振り返れば確かに先程までの雲に覆われた道が確認できる。
我々はこの場所こそが秘境・グンマーの入口であると認識した。
なおも鎖を越えその先を確認せんという取材班だったが、走行性を重視した装備であったために物資は底を尽き掛けていた。
この状態で未知の環境での取材続行は危険と判断し、残された時間も限られる事から撤退を決断した。
…
その後、取材完了の連絡と同時に、撮影したある画像を複数回送信しようとしたが、
通信機器に不調が現れ、結局送信を行う事ができなかった。
この時送信しようとした画像には異常な点は全く見られなかったが、それ自体は重要な資料では無いと判断し、
念を入れ削除を行っている。
はい、やりたかっただけです。興ざめでしたらすみません。
ただ書いてあることは全部本当で――――
えっちらおっちら、三叉路まで戻ってまいりました。後は下るだけ、時間は大丈夫そうです。
大丈夫でした。
湯畑まで自転車で来てしまったの図。
温泉の時間もしっかり取れました。公衆浴場はぁっぃぉゅが苦手なので大滝乃湯さんです。
この後もずっと下りなのでそんなに汗かく事もないでしょう。
この後はコンビニでお金を下ろしたり、改めて湯畑をちょっとだけ観光して下山。
総括として、文句の付け所のない最高のライドでした。
あれだけの坂を時間内で登れた自信にもなり、自転車で登る分ゆっくり景色が見れたり、
帰りは温泉に入ってゆっくり出来る…
また是非走りに行きたい…ブログ書いて振り返ってるときなんか特にそう思います。
(天気が良ければ)すぐにでも!
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でも現実的な所としては早くても来年の春かな()
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